Cut 5

民生「ひとりで寿司屋行けない人間は、バンドじゃないとだめよ」


Cut最新号　特集：こんなバンドが見たい！
から奥田民生×吉井和哉の対談。

表紙を本屋で見かけた瞬間、ふぁあおぅ！みたいな変な声が出そうになったこの雑誌。
写真はすごい、カッコイイんだけど、別にまぁ、見たくはないよね、この二人のバンド。
二人ともすごい好きだけどさぁ。
仲がいいのもイベントで一緒に司会やるのも良いと思うけど
バンドとして見たいかっていうとそんなに別に。
だいたいユニコーン再結成したばっかなのになんか失礼じゃない？
とか思いつつ、単純に二人の組み合わせに興奮しつつ読んだわけだけど。

面白かった対談自体はすっごく！
ほんと渋谷さんの言うとおり、異常にトークスキル高い！
こんな喋れるロック・ミュージシャンいないと思うあんまり。確かに。
まぁ前半の一緒にバンドやるとしたら、みたいな話は半分どうでもいいんだけど
この二人が「バンド」について語っているのは大変興味深く、面白かったです。
バンドで成功してバンド解散してソロでも成功してっていう歴史のある超すごい二人だもんね。

すごくいろんな、フムフムな話を沢山してるんですが、
「バンドってなに？」っていう話からソロでデビューとか考えなかったの？って流れで
↑冒頭の格言。
ふたりとも最初からソロなんて考えてなかったし一人でやるって恥ずかしい！らしい。
そんな二人がソロやってんだもんね。長年バリバリ。
民生くんはまたバンドに戻ってきたけどね。
ソロでもバンドっぽかったしやっぱバンド好きなんだろうな。

なんかお二人のバンドに対するいろんな複雑な思いと深い愛情が感じられる対談でした。
バンドって不思議だなぁと私も勝手にたまに思うけど、バンドでやってるロックが好きだな、と思います。

タグ：吉井和哉 雑誌